お前はこっち、あんたはアッチ!
いよいよ構文のお時間です。
条件分岐と呼ばれるものです。
処理を分岐させましょう!
とある条件によって処理を変えたいというのは必ず起こります
その時に使うのが、条件分岐です。
今回は2つ、【if文】と【switch文】の2つです。
if文
もし、XXが○○なら という条件を付ける時に使用します。
複雑に組み合わせることもできます。
// 書式 if(【条件】) { // 条件に一致する時 }
条件部分について
【一致するかどうか】【一致しないかどうか】【大きいかどうか】【未満かどうか】【以上かどうか】【以下かどうか】
が良く使う条件文を日本語で表したものです。
この辺は【条件演算子】を使います。
複数の条件文をしていする時は、【論理演算子】を使ってやりくりします。
条件に一致しなかった場合
条件に一致しなかった場合は別の処理がしたい時があります。
その時はまた受け口をひらいてあげるのです。
// 書式 if(【条件1】) { // 条件1に一致する時 } else if(【条件2】) { // 条件2に一致しなかったが、条件2に一致した場合 } else if(【条件3】) { // 条件1と条件2に一致しなかったが、条件3に一致した場合 } else { // どれにも当てはまらなかったンゴ… }
else if(【条件】)
前の条件に当てはまらないデータが対象となり、新たな条件で判定します。
これは永遠と続ける事ができます。
else
どれにも当てはまらない時にここの処理が実行されます。
elseは省略することができますので、無くても良いです。
switch文
if文で、【一致するかどうか】だけの条件をたくさんみないといけない時があります。
if文で書いていくと実は速度的な問題が重くのしかかります。
【一致するかどうか】だけの条件が3つ以上ある場合は、switchのほうが良いです。
// 書式 switch(【判定するもの】) { case 【一致する条件】: // 処理 break; case 【一致する条件】: // 処理 break; default: // 処理 break; }
どんな動きなのか
【判定するもの】が【一致する条件】の時どうする。
です。
注意点としては、case毎の最後に、break;を入れて、以後の処理を必ず終わらせる事です。
終わらせない場合、さらに順番に評価されてしまいますので、最初のcase部分で合致したのに、defaultのものになっちゃった
って事があります。
また、defaultは省略することができますので、無くても良いです。
練習問題的な
-
1:変数A B Cを作り
以下の条件のif文を作成してください。
作成後、変数の数値を変更し、条件に合致した処理がでるか確認してください。
条件1の前提:A B C は同じデータ型(数値型)
条件1:AはB以上の場合
処理1:alert('AはB以上');を実行
条件2の前提:A B C は同じデータ内容(数値)
条件2:AとBは一致して かつ AはC以下の場合
処理2:alert('AとBは同じだけど、Cはそれ以下');を実行
条件3の前提:A B C は同じデータ内容(数値)だが、A と Cは数値型で Bは文字列型である。
条件3:AとCは【完全一致】して かつ AとBは【完全一致】しない
処理3:alert('AとCはデータ型も同じ、Bはデータ型が違う');を実行 -
2:変数 Dを作り
swich文を作成する。
1の時はalert('1やで');
2の時はalert('2ぽい?');
3の時はalert('3でござる');
4の時はalert('4也');
それ以外はalert('条件に一致しない。消えてもらう');
をそれぞれ実行すること